2017-06-09 第193回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
また、民間船舶に医療モジュールを搭載する等の方法、これが現実的であると私は考えます。 現状、医療機能を有する船舶を活用するにしても、その運用法など、喫緊の検討課題が存在すると思っております。 順次お尋ねをしてまいりたいと思います。 先ほど申し上げました内閣府の報告書においては、急性期の病院船が導入に向けた検討に最も値するとされているところです。
また、民間船舶に医療モジュールを搭載する等の方法、これが現実的であると私は考えます。 現状、医療機能を有する船舶を活用するにしても、その運用法など、喫緊の検討課題が存在すると思っております。 順次お尋ねをしてまいりたいと思います。 先ほど申し上げました内閣府の報告書においては、急性期の病院船が導入に向けた検討に最も値するとされているところです。
これまでの訓練の結果、課題として、空間的、人的及び物資的な制約下において船内で提供する医療内容や、船舶に展開可能な医療モジュールの検討などが挙げられており、さらに、ただいま委員から御指摘ございました要員の参集から乗船そして医療活動に至る一連の過程、それから、医療資機材の効率的な船内配置、効率的な動線の確保などについても、課題というふうに認識をしておるところでございます。
具体的には、自衛隊の艦船や民間船舶の参画を得まして、災害による直接の被害を受けた傷病者への対応が必要となる発災直後の局面については、コンテナ等で医療資機材を運搬可能にしたもの、いわゆる医療モジュールを投入し、船内への患者搬送や模擬診療、さらに、近傍の航空搬送拠点における臨時医療施設の補完、また、慢性疾患患者などへの対応がより求められる局面については、透析患者に対応するための血液浄化療法に係る実証、こういった
今後想定される東南海地震、いわゆる首都直下型地震などの大規模災害に際して、港湾は、災害時にその機能の維持、回復がなされれば、人命救助、復旧に当たる人員、物資の集積拠点たり得るのみならず、医療モジュールを展開することにより、SCU、広域搬送拠点にもなり得るものであります。災害対応の海からのアプローチは、海洋国日本として災害対策の肝とすべきものであると考えております。
この三年間の訓練において、DMATと政府艦船の連携の重要性、あるいは船内での医療活動の制約、船舶や陸上の臨時スペースに展開可能な医療モジュールの必要性など、様々な課題が明らかになってまいりましたので、引き続きそうしたことについて検討を加えてまいりたいと思っております。
今お話ししましたように、巨額な予算をかけて平時から病院船を温存するのではなく、古屋大臣は、コンテナに医療モジュールを入れて積み込んでおいたら、これはトラック輸送でもできるし、平時はどこかに置いておくことができるということで、いいんじゃないかとか、極めて現実的な御答弁をいただいたように記憶しておりますが、山谷大臣の病院船に対する御認識をお聞かせいただきたいと思います。
これは、海路にその拠点を、例えば政府が保有する艦船あるいは民間の船をチャーターしてそこに医療モジュールを搭載し、例えば野外用の手術システムですね、こういうものを搭載して、DMATの方々からも協力をもらったりして、どういうふうにして災害のときに海上の拠点に搬送し、どういうことができて、そしてその場合の課題はどういうことがあるのか実証訓練をやってみたらどうかという提案をさせていただきました。
その上で、今年は民間の船舶を借りまして、新たな、これらの昨年やりました実証実験の課題あるいは成果を踏まえつつ実証実験をさせていただこうというふうに思っておりまして、もう委員が今強調されましたように、こういった医療モジュールを使って、海からのアプローチというのは極めて大切ですね。
今、医療モジュールということで、今度は自衛隊のものを借りましたけれども、実際にそういうシステムを、プランをつくっていくと同時に、その医療モジュールの確保というのは極めて重要なんですね。
ただ、平時の利用とかメンテナンスコストなどを考えますと、専用船を設けるというよりは、医療モジュールを船に積み込むという形での医療の提供というものもあるかということで、昨年、実証訓練といたしまして、海上自衛隊の輸送艦を活用した訓練を行ってみたところでございます。
だったら、平時に活用できるならば、例えば、国際基準のコンテナの中に医療モジュールを入れて、そしていろいろな医療機器、ベッドとかを入れておいて、ふだんは例えば無医村とか僻地の医療に活用するということも検討する。いざ災害が起きたら、その被災地にしっかりそれを集中的に持っていく。
また、そのほか、いざ災害が起きたときには、医療の具体的な支援ということがございますので、これは私も尾崎知事にも御提案をさせていただいているんですが、コンテナ内、これは国際規格がありますので、八フィート、八フィート、二十フィート、あるいは八フィート、八フィート、四十フィートというのが世界共通規格でございますので、この中に医療資材を備えて弾力的に対応できる医療モジュールを整備して、発災時には船とかトレーラー
あるいは、医療モジュール、コンテナのようなモジュールをチャーターした民間船に搭載する方法であるとか、あるいは自衛艦、自衛隊の艦船を活用するといったようなことで費用の縮減もできるんじゃないか。 こうしたことについてさまざまな可能性を追求しまして、今後、今の民間船や自衛隊の船を活用した実証訓練、御指摘のような点も有効な方策の一つとして考えているところでございます。